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数字やグラフに騙されている私たち。グラフは疑って見ろ

普段私たちはニュースやテレビ番組でアンケート結果の数字やグラフを見かけることはよくあります。

 

普通に見ていると「ふーん、そうなんだ」と思ってしまうのですが、実は数字やグラフはよく嘘をつくのです。大半の人たちはその嘘を疑いもせずに騙されてしまうのです。

 

そこで今回は数字やグラフに騙されないように、嘘を見抜けるようなトレーニングをしてみましょう。

おかしいグラフ

このグラフは民間企業と国家公務員の給与についてのグラフですが、皆さんはどのような印象を受けましたでしょうか?考えてみましょう。これは結構簡単な例です。

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このグラフを単純に見ると、「国家公務員はやっぱり給与が高いんだな!」という印象がありますね。それに比べ民間企業はとても低いような印象を持ちます。

 

しかし、本当にこんなに差があるのでしょうか。

 

おかしな点

  • グラフの面積がおかしい
  • どのように算出した数字なのか
  • 対象は何か

おかしな点としては大まかにこの3点でしょうか。

 

まずはグラフの面積がおかしいということです。例えば1999年の民間企業の給与は465万円で、国家公務員の給与は640万円です。

 

国家公務員の給与は民間企業の給与の役1.38倍ですが、グラフの面積で見てみると明らかに2倍以上の面積です。

 

 

マウスホバーorタップすれば数値を確認できます

明らかに先ほどのグラフとは違うことがわかりますね。そして先ほどのグラフと修正後のグラフでは印象も全く違います。

 

逆にこのようなグラフを放送して大丈夫なのかと心配になりますが、、、。

 

そして次にこの数値はどのように算出したのかということです。今回のグラフは私も直接テレビで見ていたわけではないので、口頭で言っている場合もあるかもしれませんが、このようなグラフを作成する場合メディアとしては一目でどのように算出したのか、対象は何なのかなどの情報は一つの画面になくてはいけないと思います。

 

平均値で算出なのか中央値で算出したのかでは給与の額が変化するわけですから、信頼性にかけてしうデータとグラフになってしまうのかと。

 

そして最後に何を対象にしていたのか。何をというのは民間企業であればどの業界を対象にしたのか、それともすべての業界なのか、サラリーマンの給与なのかなどなどです。

 

また、どの年齢を対象にしているのかでも給与の額が変化しますから、その辺りの情報は記載しておかなければいけません。

 

そして、どこから手に入れたデータなのか、誰が調査したデータなのかなどの情報も必要だと考えられます。

 

そのような情報も知らずにそのデータやグラフを信用するのはあまりよくないので気を付けましょう。

 

街中アンケート

ニュースで「学生100人に聞いてみた」なんていう街中アンケートをよく見かけますが、これもそう簡単に信じてはいけないと思います。

 

母数が少ない

理由としては母数が少なすぎるからです。まぁ直接街中で聞き込みをするわけですから、手間がかかるので100人に聞くのでもかなり大変ではあります。しかし、100人に聞くだけでは少なすぎます。そもそも、ガッチガッチの調査というわけではないのでしょうが、、、(笑)

 

例えば街中である質問に60人がYESで残りの40人がNOだったとして、この場合は「YESの方が多い!」となります。しかし、もう一度調査をした際に同じ結果になることはないでしょう。もう一度同じ調査をした結果45人がYESで残りの55人がNOということも大いにあります。

 

この場合結果の解釈が真逆になってしまうので注意が必要ということですね。

なので母数が100人など少ない場合はなかなか信頼することのできないデータとなってしまうことが多いです。

母数が多くなれば多くなるほど、真の回答に近くなりますので、その辺を気にしながらこう言った調査結果を見てみると騙されなくなるかもしれません。

 

地域によって回答は異なる

地域によって回答は異なるということはみなさんもなんとなく分かると思います。しかし、このような街中アンケートでよくありがちな「渋谷の、、、」「原宿で、、、」などがありますが、一つの地域に絞っていては正しい調査はできません。

 

「なぜ渋谷に来るのか、、」とかであれば渋谷のみの調査でも良いかもしれませんが、学生全体の調査をしたいとした時に、若者が集う渋谷や原宿の身を対象にしていては調査結果が偏ってしまいます。

 

このような調査も実際はかなりの労力を使ってしまうのでなかなか難しいのですが、、、。

 

まとめ

私たちが普段目にしている数字やグラフを疑ってみることで様々な問題があることはおわかりいただけたでしょうか?

 

私たちは普段から数字やグラフによって脳を操作されているともいえるでしょう。また、自分たちも数字やグラフを使って人を騙すことができます(悪用してはいけませんよ!!)。

 

みなさんもこれから騙されないように過ごしていきましょう。

 

それでは!

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